2007年 03月 12日
鹿児島より10日私の第二のふるさとであります鹿児島に行って参りました。 「福島雄次郎 うた・母・ふるさと」と題しましたコンサートに出演しました。 一昨年亡くなられた作曲家・福島雄次郎氏が生前、病床にありながら 「来年になれば元気になるから。」と自らメンバーの人選までされ企画されたコンサートでした。 残念ながら、その20日後に亡くなられました。 生前、私は今回共演しました梶ヶ野亜生さんのご縁で、一度お宅にお邪魔して今回演奏した「南島淡彩之譜」のお話を伺いました。それまでも何度か演奏した事がありましたが、福島氏のこの曲が出来るまでのお話を伺い、全くこの曲に対する考えが変わり、演奏もがらっと変わりました。 もし、この時お話を伺っていなければ昨日の演奏はなかったでしょう。 作曲家と直にあってお話できた喜び。貴重な体験です。 今私が幸せなのは、仲間と、思いを語りながら音楽を作れる事でしょう。 その分、音楽が深くなります。 終演後、お客様がなかなか会場を去らずにおり、先生の事を思い出しているようでした…。 とてもよい演奏会でした。この演奏会に出る事が出来、本当に良かったです。 先生の奥様、ご家族の皆様、中村透先生をはじめとする実行委員会の皆様、坂元勇仁さんをはじめとするスタッフの皆様、出演・共演者の皆様、そして聴きにきて下さった皆様に感謝! 帰りの飛行機の窓から…雲が雪原のようで美しかった!!
by dozan72
| 2007-03-12 00:40
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