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竹林庵

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須磨の嵐

蒸し暑い日が続きますね。昨今の東京の暑さには閉口致しますが、時折、樹々を通ってくる緑色の風にホッとさせられます。

さて先週の木曜日、東京の国立劇場にて「山田流箏曲協会定期演奏会」がございました。私も萩岡松韻師にお声掛け頂き、「須磨の嵐」を勉強させて頂きました。

山田流箏曲は物語性のある作品が多く、この須磨の嵐は平家物語の敦盛最期から取られています。改めて、平家物語を読んでみたくなり(大学の授業で読んだきりになっていました)、今少しずつ読み返しております。

熊谷直実はこの時40過ぎ。歌詞を読み返し、思いを馳せながら山田流の歌いぶり、節回し、運びに対してどんな音色を出して行くかを考え、一音一音に魂を入れて行く練習をしているとまた、曲のいろいろな面が浮かび上がってきます。

今回は時間の制約もあり全曲は出来ませんでしたので、是非次の機会には、全曲通した演奏が出来れば思っております。
by dozan72 | 2010-06-21 12:22 | コンサート